お歳暮・お中元の タブー ~選んではいけないもの、贈ってはいけない人

マナー/その他

お世話になっている方へお歳暮・お中元を贈りたい。こうしたギフトは感謝を
気軽に表現できるまたとないイベントですが、どう選んだらいいかわからない
という方も多いと思います。

今年も厳選したお歳暮にオススメの品を紹介していこうと思うのですが、
今日は「選んではいけない物」「贈ってはいけない人」を先に学んで
おきましょう。こうした細かい気配りも、お礼をするために必要なエッセンス
になりますね。事前に タブー を知っておくことで、効果的にギフトを選んで
いきましょう。

お歳暮 ・ お中元 として選んではいけないもの

現金・商品券

最近は商品券についてはいくらか解釈がやわらかくなっているようですが、
現金に近いものを贈るのは避けましょう。相手が上司、目上の方になれば
もってのほかです。「金品をくれてやる」という上から目線のギフトだと捉えられて
しまう為です。たとえ綺麗なくるみ紙や布で準備をしていたとしても、です。

最近ではAmazonギフト券やデパート・家電量販店のギフト券、図書券
あたりが人気のお中元・お歳暮ギフトとして選ばれていますが、相手を選ぶ
難易度の高いアイテムな気がします。仲の良い友人や後輩が引っ越しや
出産を兼ねている場合など、「要り用」と重なった時に選ぶくらいのイメージ
で捉えておくのが無難だと思います。

下着・肌着、靴下

これも現金・商品券と同じで、貧乏人への「施し物」として捉えられてしまう
恐れがありますので、避けましょう。

刃物・尖った鋭利なもの

縁を切る、という事をイメージさせる物ですので、刃物は避けましょう。また、
お歳暮・お中元に関しては筆記用具なども鋭利なものとしてカウントされる
人もいるようなので、目上の方に贈るのは避けたほうが良いでしょう。

ハンカチ

実はハンカチも贈り物としては不適切。ハンカチは昔の言い方で「手巾」
と書き、シュキン・ハンカチと読みますがこの字が「手切れ」と読める為
避けられているようです。あてつけだと思われるかも知れませんが、これも
昔からの慣習をよく知る目上の方に贈るのであれば絶対に避けておきたい
ところです。

最近では櫛を贈り物に選ぶというのはいささか古風ではありますが、
クシ=ク(苦)シ(死)という日本語として縁起の良くないワードが並ぶ物
として、贈り物のタブーとして上げられます。ハンカチの語呂合わせが前項
に出てきたので一応載せておきます。

靴、サンダルなどの足に身につけるもの

「相手を踏みつけてやる」という意味合いで捉えられてしまう恐れがありますので
避けましょう。昔戦国武将が相手に草履を贈って煽ったという逸話からきている
ようですね。特にお中元のシーズンですとクロックスが快適な時期ですし
フリーサイズな物も多いので選びがちですが、相手が常識のある方ですと
あれと思われてしまいますのでご注意を。

冷凍、冷蔵が必要な食品、生物

最近ではお魚のお刺身盛り合わせや馬刺し、猪肉等のリッチ感が演出できる
ギフトがデパート中心に流行っており、これは決してタブーではありませんが、
いきなり送りつけるのではなく、相手を思いやる注意が必要です。

↑最近ではこんな高級なお肉が選ばれたり。もらえると気分が高揚します(笑)

相手が引っ越しをしたばかりで冷蔵庫が無かったり、使っている冷蔵庫が小型
のもので、生活食品以外を受け入れるスペースが無かったりすると迷惑に
思われてしまうこともありますので、事前に送り状を贈るのがベストです。特に
相手が沢山の方からお歳暮・お中元をもらう方ですと、我々が想像する以上に
いただき物の管理が大変なようです。いただき物ですから邪険に扱うこともできません。
送り先が友人知人でかしこまる必要がなくとも、「今年は○○を贈るよ!」と電話やメールで
一報入れて差し上げるのが良いでしょう。

せっかくのお中元・お歳暮ですが、受け取れない人も居ます

公立学校の教職員さんや役場の職員さん等の公務員の方々、政治家さんなどは、
「収賄」だと思われてしまうので受け取れない立場にいます。うっかり贈ってしまっても
丁重にお断りされてしまいかえって相手方に必要のない気遣いをさせてしまいますので
避けましょう。金額の大小ではないので、軽い気持ちで贈ったものが大問題に発展する
ケースもありますので、できれば贈る方の地位職業も把握しておきたいですね。

自分、相手が喪中でもお中元・お歳暮は贈れるの?

はい、問題なく贈ることができます。マナー違反にもなりません。相手へ感謝の
気持ちを物に変えて贈るので、問題ないと言えます。ただし、紅白のカラーリングは
避けるべきです。一般的な量販店や通販でお中元、お歳暮の「のし」を引いてもらうと
紅白の水引が引かれますので、事前に購入元から白無地の奉書紙で包めるか
相談してみましょう。白無地であれば「お中元」もしくは「お歳暮」といつも通りの表書き
で大丈夫ですよ。

まとめ

せっかく感謝の気持ちを伝えるのですから、最低限のマナーをおさえておきましょう。
タブー を知ることで自然と相手をより思いやる気持ちが出来てきます。
こちらが善意で贈ったものが、相手に思わぬ迷惑をかけてしまうこともあります。
マナーと気品にあふれた贈り物は、相手の気持ちを暖かくします。贈った方も
贈られた方も暖かくなるギフトを選んで贈りたいですね。

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