結婚したら必ず義実家にはお中元・お歳暮を送らないといけない?

マナー/その他

結婚したら義実家ともうまく付き合っていかないといけないし、お中元・お歳暮
はとりあえず贈っておこう!

と考えてしまうのは、後々面倒になってしまうかもしれません。

そもそも、「絶対に」送らないといけないもの?

お中元・お歳暮はそもそも「日頃付き合いのある目上の方に感謝を表す」もの
であり、その起こりは家族間ではなく、「密接な他人同士」によるものでした。

義実家は「元」他人ではあれど、結婚したら家族となります。現在では「絶対に」
送らないといけない、という固いものではなくなってきているようです。

お中元・お歳暮は一度送り出すとなかなか止められない

マナーの点を考えると、先方がお中元・お歳暮を送られることを想定していなかった
としても、送られたら側からすればお返しをしなくてはいけません。そして、送った側は
返礼を受けている訳ですから、次の年のお中元・お歳暮は「必ず」送ることになるでしょう。

お中元・お歳暮の止め方でも触れた通り、その時の気分で送ったり送られたりするもの
ではなく、通年行事として続けていくものでありますので、もし止めるとなれば止めたいと
思ってから約2年ほど止めるためのご挨拶をしなくてはルール違反になってしまいます。
(その間にもお中元に代わる暑中見舞いのご挨拶などのお礼状などは欠かせません)

日本酒

本来だったら「偶にご挨拶に伺って、一緒にお酒でも飲めばいい」

だけの軽い交流で済むはずが、お互いに必要のない「気遣い」をしあう形になってしまい、
互いにやむにやまれず・・・そんな事もあります。

まずはパートナー経由で確認

各家庭で、お中元・お歳暮に対する考え方はバラつきがあると思います。「ただでさえ交流
も薄いし、季節のご挨拶くらいは送り合いたい」と考える家庭もあるでしょうし、

「送られても面倒だし、返礼も考えなくてはならないから、送らないでほしい」

と考える家庭ももちろんあると思います。そもそも良かれと思って「送る」という選択を取ったが
為に、先方に多大な面倒と迷惑をかけてしまうこともあるのです。

例えば、義実家が自営業をなさっていて、ただでさえ取引先とのお歳暮のやり取りが面倒なのに、
家族から送られても余計負担が増えて困る、転職し公務員、公共団体職員などに就かれ、
物の贈答そのものが法で禁じられている方もいらっしゃいます。(贈収賄を疑われる)

勝手に判断せず、必ず周囲に確認しましょう。パートナー経由で確認しても良いですし、
もし直接相談できるようなら、直接相談しても失礼にはならないでしょう。

「結婚式ではお世話になりました。お歳暮を贈りたいと思いますが、何が良いでしょうか」

と尋ねれば自然ですね。そういった交流を相手が望めば欲しいものが聞けて
選びやすくなるでしょうし、不要であれば向こうから断ってくれるはずです。

もし送る事になったら、せめて最初は「持参」しましょう

もし相手とお中元・お歳暮のやりとりが始まるのであれば、よほどの遠方でないかぎり、
最初の1回めは相手が義家族であっても直接持参する方が良いでしょう。親戚にも
送る必要があるかどうかも持参した際に相談できますし、一石二鳥です。向こうの
親戚方にも慣習があると思いますので、それに倣っていくのが自然です。

まとめ

日頃の感謝は大事です。が、「過剰に感謝」する必要のない場面もあると思います。
互いにムリのない程度に交流を持ち、仲良くしていくことが大事なのであり、体裁の
為に心のないものを送り合うことでは本末転倒です。

お中元・お歳暮は「コミュニケーションツールの一端」として捉えておき、日頃の
コミュニケーション自体をより大事にしていくことが大事だと思うのです。